ささみろぐ

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“小型プレミアムテレビ”が欲しい!

こんちゃ

「若者のテレビ離れ」が叫ばれて久しいですね。

もちろんNHK問題やコンテンツ側にも問題はあるのでしょうが、私はハード側にも問題があると思います。

欲しいと思えるテレビ受像機がないのです。

今もハイエンドテレビの競争は続いていますが、それらは50インチを超えるもので、少人数世帯の小さな家に置くには大きすぎる物です。

30インチ台のものはほとんどが“映ればいい”程度のロースペックなもので、それであればパソコンやタブレットのほうがマシだと思えてきます。

高画質なスマホのディスプレイに慣れた若者世代はそういった安物テレビは観るに耐えず、これも若者のテレビ離れの一因だと思います。

ただ、30インチ台だとしてもパソコンなどと比べると没入感が高く、そのクラスのハイスペックテレビが発売されれば需要はあると思います。

ハイスペックテレビの基準

簡単に列挙すると、

・パネル方式はIPS若しくは有機EL

・駆動速度は120Hz以上(倍速駆動)

の2点です。

IPSパネルAppleRetinaディスプレイにも採用されている方式で、鮮やかさと視野角の広さが特徴です。

有機ELは鮮やかで視野角も広く黒の表現も得意な万能パネルです。

以前は高価格でしたが、量産が進んでだいぶ下がってきましたね。

現在、液晶テレビはより安価なVAパネルが主流です。

VAパネルは鮮やかさと視野角はIPSに大きく劣ります。

120Hz駆動はスマホタブレットでお馴染みですね。

まあ、地デジ放送はインターレース30fpsなので意味ないと言ってしまえばそれまでですが、テレビ側で補正をかけたりゲーム機を繋いだ時に映像が滑らかになります。

また、通常の60Hzパネルよりもコストがかかっており品質が担保されているとも考えられるでしょう。

この条件で価格コム検索をしてみると、IPS液晶パネルが最小43V、有機ELパネルが最小48Vでした。

43Vはまだしも48Vは大きすぎます。

しかもIPSの43Vは昨年以前のモデルで、VIERAREGZAもの最新モデルはVAになってしまい現行のIPSの最小は49Vです。

最高のテレビはPanasonic  TH-L32V1

小型でハイスペックなテレビが無くなってしまった今、再販してほしいのがPanasonicの2010年モデルTH-L32V1です。


ブラウン管からの買い替えもまだあり大型テレビがあまり普及していなかった頃のハイスペックモデルで、32Vのサイズに倍速IPSパネルを搭載し、前述の条件を全てクリアしています。

このモデルはいまだに親戚の家で現役ですが、現行のVAモデルと比べると遜色ないどころか圧倒する美しさです。

我が家でも使っていましたが倒して割ってしまい、VAの安物REGZAに買い替えたときあまりの違いに愕然としました。

ネット機能は貧弱ですが、Chromecastなど外部機器を繋ぐので問題なし。

そもそもTV内蔵のネット機能は操作性に難があったりアップデートが提供されなかったりするので、分離した専用機の方が使い勝手はいいです。

この頃のPanasonicはテレビを国内自社生産していましたが、今や全て海外生産となり小型モデルは海外メーカーへ委託生産となっているそうです。

小型モデルは安物と決めつけることなく、是非とも気合いの入ったモデルを投入してほしいものです。

なんでもでかくすんなや

テレビもスマホも然り、なんでも大画面化する風潮はなんとかならないものなんでしょうかね。

大画面化の需要が多いなら仕方ないですが、小型の選択肢も残しておいて欲しいものです。

どこかの会社が出してくれないですかね。

あっ、BALMUDA TVとか出ないかな、、

興味はありますね。