ささみろぐ

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京成千原線・小湊鐵道LRT化延伸の妄想

こんちゃ

今回は、ガジェットの話ではなく鉄道オタクの妄想です。

よろしくお付き合い下さい。

 

さて、今回話題に取り上げる京成千原線は、千葉市千葉中央駅から市原市ちはら台駅間約11キロを結ぶ、1995年に開業した比較的新しい路線です。

詳しくはWikipedia等を参照いただきたいですが、この路線は元来小湊鐡道が千葉駅に乗り入れるのに計画された路線です。

 

実は千原線の延伸は絶望的ではなく、既存区間の一日利用者数はコロナ禍前までは緩やかに上昇しており延伸の事業免許も更新され続けています。

そこで、延伸区間LRT方式で整備して市原市中央部の交通を大改造しようという妄想です。

路線マップ

早速ですが、マップをご覧ください。

当然ですが、駅名や路線名は私が勝手につけたものです。

青は「市原線」

橙は「市役所線」

紫は「海士有木線」とします。

路線経路

市原線(青)

京成千原線の延伸ルートを基本的に踏襲しています。

しかし、全線都市計画道路草刈西広線(未開通)との併用軌道にし、同時に整備するものとします。

一般的に予想される京成千原線延伸ルートとは異なるルートを取ったのはこのためです。

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辰巳台は市街地中心部に駅ができる予定でしたが、そのルートから東に逸れたため、辰巳台・うるいど南駅を拠点として駐輪場、パークアンドライド、また辰巳台・うるいど南両市街地と当駅を結ぶバス路線を整備します。

市役所線(橙)

小湊バスの五01・03系統や、市街地より南側を通る小湊鐵道海士有木〜五井を補完するものです。

武道館~市原中央は整備済みの京成千原線の路盤を活用します。

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不自然に広い空き地が広がる

市原中央駅で市原線と合流したのち、市原線に引き続き都市計画道路草刈西広線(この辺りは片側二車線で整備済み)上を進みます。

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都市計画道路川岸西広線(市役所通り)との交差点で海士有木線と分岐し、本線は五井方面に分岐します。

市役所通り(片側2~3車線で整備済み)上を進み、市原市役所やアリオ市原を経由し五井駅に至ります。

なお、並行する小湊鐵道線海士有木〜五井は廃止が妥当かと思います。

海士有木線(紫)

市原線・市役所線と小湊鐡道線を連絡する線路です。

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途中に西広駅を設置します。

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また、小湊鐵道線も比較的利用者数の多い上総牛久以北もLRT化をし、市原線と一体運用をして千葉中央まで直通し、五井での乗り換えを不要にします。

軌間はどうするか

小湊鐵道は一般的な1067mm軌間ですが、京成千原線京成本線に合わせて1435mm軌間です。

軌間に関して4つの案が挙げられます。

LRT線を1067mmで建設した上で、京成千原線を1067mmに改軌する

LRT線のみを1067mmで建設する

LRT線を1435mmで建設した上で、小湊鐵道線上総牛久以北を1435mmに改軌する

・市役所線、海士有木線を1067mm、市原線を1435mmで建設する

私は、上記までで分かる通り、五井・牛久とちはら台の直通を考えているので4番目は選択肢から外れます。

市原市内陸部を南北に結ぶ交通ルートを建設することが市益につながると考えます。

3番目の案は、小湊側を1435mmにすると、上総牛久で線路が分断され観光列車等が上総牛久以北に乗り入れられなくなってしまいます。

コスト面を考えると2番目も有り得ますが、ベストなのは1番目の京成千原線の1067mm化でしょう。

牛久や五井から千葉中央まで一本でアクセスできるようになります。

また、牛久以南へ乗り入れる観光列車を千葉中央発着にすることができます。

ただし、京成千原線から京成本線への直通列車は運行できなくなります。

この案を採用し作成した運行系統図がこちらです。

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小湊鐡道線に直通し、千葉中央~上総牛久駅を急行運転する青系統

市原線と市役所線を直通し、千葉中央~五井を結ぶ緑系統

市役所線のみで完結し、武道館~五井を結ぶ橙系統

の三系統を設置します。

青系統は急行運転することで牛久や市原中央と千葉中央の時間短縮を図ります。

 

電化方式については路線距離が20kmほどなので、日本のLRTでの採用実績はありませんが蓄電車が適当かと思います。

次回予告

次回は実現可能性やその他周辺の施策などを宇都宮や富山の例を交えながら考察していきますが、如何せん数字を扱うのが面倒なのでいつになるやら…