京成千原線延伸の妄想・其の弐 京葉線に乗り入れる
こんちゃ
今回もガジェットと関係ない鉄オタの妄想劇です。
千原線の概要等については前回内容と重なるので省きます。
前回は、ざっくり言うと千原線を1067mmに改軌して、市原市内の延伸区間をLRT方式で整備するという内容でした。
今回は前回の続きではなく、別の案を挙げたいと思います。
早速ですがマップをご覧ください。
どうせ1067mmに改軌するなら外房線・京葉線にアプローチして直通してしまおうという案です。
前回の案はいわば市原市と京成本位の案でしたが、今回は千葉市とJRに寄せてあります。
と言うのも、前回は千葉中央駅に直接アクセスすることに拘っていましたが、千葉中央駅にアクセスしても京成千葉線は地域輸送線であって現在急行運転が行われていません。
東京方面にアクセスするにはJRのほうが圧倒的に有利なので、そちらへの乗り換えが必要です。
そうであれば、京葉線に直通しベイエリアや羽田空港(後述)までアクセスできる方が利便性は高いでしょう。
また、コロナ前までは外房線鎌取駅は朝ラッシュ時間帯に非常に混雑することで有名でした。
周辺の需要を鎌取、学園前、おゆみ野の三駅に分散させることができます。
因みに、ちはら台以南の新線区間については、前回の併用軌道案ではなく本来の千原線延伸案に基づいています。
また、新木場以西では現在計画中の羽田アクセス線が東京テレポートを経由してりんかい線と京葉線に乗り入れる案があります。
そちらは実現可能性が高いと思うので、新たなルートが開拓されることになります。
袖ヶ浦や木更津にはアクアラインがありますが、千葉市や市原市の羽田へのアクセス性は微妙ですからねー
京成が不憫すぎる
と言うのも今回話題にした京葉線ですが、ほぼ同じルートの東陽町〜千葉寺までの事業免許を京成持っていました。
某夢の国のオリエンタルランドの筆頭株主が京成なのはそのためです。
また、京成千葉線も以前は国鉄に対しかなり優位性を持っていましたが、国鉄に千葉市中心街から駅を移動させらた上に総武線の複々線化でブン殴られたという経緯があります。
対岸の神奈川県に対して千葉市以南の私鉄網は貧弱ですが、この2路線で京成が覇権を握っていたら千葉市以南の私鉄網も変わっていたんでしょうねー
他にも、京急の都合で改軌させられたり、成田空港が闘争でなかなか開業しないうちにオイルショック食らって経営危機になったり、スカイライナーの地下鉄乗り入れを拒否られたりとまあ不憫な会社なんですよねー
スカイライナーも例の件で空気輸送だし
可哀想すぎる
次回予告
次こそは所要時間や需要予測など数字を交えたお話をしていきます。