ささみろぐ

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iOS→Androidに移行してはいけない人とは?【感想まとめ】

こんちゃ
昨今においてはiPhoneが高額化してきており、またハードウェアの進化も鈍化。
魅力が薄れてきているとの声もあります。
対して、Android勢ではコスパ面はここ1~2年でGoogle Pixelが躍進。
また、折れたり、背面が光ったり、デジカメ並のカメラを積んだりする個性あり魅力的なハードも勢揃い。
Androidへの移行を考えているiOSユーザーも少なくないでしょう。
私は先日、メイン機をiPhone SE2からXperia 5 IVに移行しましたので、iOSからAndroidに移行したらどうなるか、iOSユーザーの視点で感想をまとめます。
移行して違和感を感じた点も少なからずありますので、検討される際は参考にされてください。

 

ffreak-kome.hateblo.jp

 

正直どっちでもいい

両者どちらが優れているかという論争が巷にあふれかえっていますが、言ってしまうと、「どちらでもいい」というのが正直な感想です。
電話やWebブラウジングSNSといった普遍的なことができるのはどちらも同じ。
別にAndroidだから電話が出来ないとか、iOSだからTwitterができないということは(多分)ありません。

App StoreからTwitterアプリが削除される懸念が解消 - PHILE WEB

そこに何の差異を見出そうと言うのでしょうか。
まあ、そんなことを言うとこの記事がここで終わってしまうので、重箱の隅をつつくような本当に細かい差異を挙げていきます。

iOSのメリット

・純正アプリのクオリティが高い

iOSは標準搭載のアプリで一通りのことができるように設計されており、それらはシンプルで使いやすい。
例えばSafari、写真、メールなどが挙げられます。
AndroidではそれらはGoogle ChromeGoogle Photos、Gmailに置き換えられますが、Googleの機能が余計なお世話だと感じる人も少なからずいるはず。
iOSでは標準アプリもGoogleアプリも使えますが、逆にAndroidではiOS標準アプリを使うという選択肢はありません。

Apple Payが使いやすい

Apple Payをガッツリ使っている方は、Androidにすると間違いなく後悔します。
AndroidはモバイルFeliCaの仕様が使いづらい。
具体的には交通系ICカードQUICPayなどの同じタッチ決済ブランド対応カードを複数使い分けることが困難です。
iOSではWallet画面から簡単に複数のSuicaPASMOなどを切り替えて使うことができますが、AndroidではおサイフケータイアプリもしくはGoogle Payアプリによるメインカード切り替えが必要
これが階層が深く処理時間もあるため気軽には行いづらい。
そもそもタッチ決済のためのアプリが2つ存在しており、どちらに紐づくかはカード会社によるので管理が面倒。

これは旧態依然としたおサイフケータイアプリを管理するフェリカネットワークスの怠慢。
AppleiPhoneへのFeliCa導入時にプラットフォームを自社構築しフェリカネットワークスによる管理を認めなかったが、Googleフェリカネットワークスを締め出すことはAndroidのポリシー上不可能。
これはオープンなAndroidであるからこその弱みかもしれません。

 

Apple Payは排他的で完成度が高い

・アップデートが手厚い

iOSであれば年に1度のメジャーアップデートはもちろん、概ね1~2ヶ月に1回マイナーアップデートによってセキュリティパッチに加え不具合修正やUIの改良も配布。
そして、それは対象機種には同日に遍く提供されます。

しかし、Androidは機種によってまちまち。
Androidでもメジャーアップデートについては手厚くなる傾向にありますが、それでもやはり機種によって配信時期は統一されていません。
マイナーアップデートも各社のやる気に委ねられており、未だにあまり力が入っていない模様。
Google Pixelのように毎月提供が確約されているものもありますが、多くの機種は四半期に1回程度のセキュリティパッチのみ。
マイナーアップデートでUIの改良などをしてくれるメーカーは多くない印象です。
キャリアスマホであれば、アップデートの提供元はメーカーではなくキャリアになるので、同じ機種でも例えばdocomo版にはアップデートが提供されてもau版にはなかなか来ない、ということもしばしば。
Androidでアップデートを重視したい人の選択肢はGoogle Pixelくらいになります。

まとめ

以上の3点が気にならず、意中のAndroid機種がある方は迷わず購入しても少なくともOS起因で後悔することは無いと思います。
逆に、Androidに触れて分かるそれらのメリットもあるでしょう。
しかしながら、iPhoneは非常に高性能で寿命も長い。
また、普段よく手にするスマートフォンのUIが変わるのは地味にストレス。
スペックやコスパがいいものより、結局は今まで使ってきた物のほうが使いやすいことも。
何となく買い替えようと思っている方は、お持ちのiPhoneをバッテリー交換などをしながらそのまま使い続けるという選択肢も十分に検討すべきです。
また、iPhoneはその高額に見合った製品だと言うことを忘れてはいけません。
あまり調べずに低〜中価格帯のAndroid機種に手を出すと動作性の違いで後悔することになるでしょう。


と、言うことでなんだかんだiOSを気に入っている私は再びメインにするかもしれませんので、その日のために備忘録的にまとめてみました。