スマホをロックなしで使うのは現実的なのか【iPhone X/XS/XR/11】
こんちゃ
iOS15.4がリリースされ、iPhone12/13でマスク着用時のFace IDができるようになりました。
しかし、ハードウェアの問題からX/XS/XR/11やiPad Proでは非対応のままです。
依然としてパスコードを打ち込まなければいけません。
そこで、デバイスをパスコードロックなしで使用しても良いのか考察します。
誰に影響が及ぶのか考える
前提として、ロックなしでデバイスを利用することは推奨される行為ではありません。
その結果として、データが流出したり金銭的被害を与えたりと第三者に迷惑が掛かる可能性がある場合は絶対にやめるべきです。
完全にプライベート用のデバイスならば、自己責任においてロックなしでの使用を検討してもよいでしょう。
“落としたら終わり”だが…
例えばiOSの場合、盗難時の不正利用を防ぐアクティベーションロック機能が備わっていますが、画面ロックがない場合、設定アプリにアクセスできてしまうのでパスコードやApple IDのパスワードが分からなくても解除が可能です。
またGoogleアカウントなども、二段階認証の確認コードの受け取り元はスマホにしている場合がほとんどだと思いますので、二段階認証を使用していたとしても突破されてしまいます。
しかし、紛失時に即座に悪意のある人物の元にデバイスが渡るリスクは、当国においてはそこまで高いものではないでしょう。
毎日パスコードを打ち込む手間と勘案すれば、画面ロックをオフにする選択肢も人によっては取り得るかもしれません。
“パスコードをオフ”せず“ロックまでの時間の調整”を推奨
画面ロック無しでの運用をするにあたっては、“パスコードをオフ”にはせず、ロックまでの時間を調整することをおすすめします。
iOSの場合、Face/Touch IDでのロック解除をオフにすればロックまでの時間の調整が可能です。
この方法であれば、生体認証データを保持することが可能です。
また、パスコードを完全にオフにしてしまうとウォレットなど一部のアプリが使用出来なくなってしまいます。
ロックまでの時間は最大4時間に設定できます。
4時間ごとであれば、実質的にロック無しと同じ感覚で使うことができるでしょう。
紛失時の対処方法を確認する
画面ロック無しで運用する場合、紛失に気付いた時に即時に遠隔ロックができるようにしておくことをおすすめします。
iOS/Android共に標準で遠隔ロック機能が備わっていますので、使用方法を確認しておくと良いでしょう。
自分の他のデバイスや身近な人のデバイス借りて、iOSの場合「iPhoneを探す」、Androidの場合「端末を探す」とGoogle検索するとページがヒットします。
そこにログインすると使用できます。
使用するためにはApple IDやGoogleアカウントのIDとパスワードが必要なので、最低限覚えておくべきです。
まとめ
デバイスをロックなしで利用することは推奨されませんが、自己責任においてロックなしでの利用も選択肢になります。
また、Face ID採用iPhoneではApple Watchでのロック解除も可能です。
パスコードロックはしたいがどうしても打ち込みが億劫な場合はそちらの使用も選択肢に挙がると思います。