ささみろぐ

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mineoの新サービスがすごい?【MVNOの逆襲】

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こんちゃ

 

今回はmineoの新サービスを解説し、利用方法を考察します。

概要

今回の発表会では2つのサービスが発表されました。

 

「パスケット」

通常、データ残量のくりこしは1ヶ月後までですが、月額110円で無期限にくりこせます。

(一応、くりこし量の上限は10PBと設定されているが、まず達することはない)

 

「マイそく」

1.5Mbps/3Mbps制限で使い放題の通信をそれぞれ月額990円、2200円で利用できるプランです。

通話SIM、データSIM共に同一料金。

ただし、平日の12~13時は32kbpsに制限されます。(320kbpsではない)

また、3日で10GBを超えた場合、翌日から翌々日にかけてこれもまた32kbpsに制限されます。

加えて、オプションとしてpovo2.0のように24時間速度制限なしで利用できるオプションが330円で用意されます。

 

考察

「パスケット」

類似サービスはワイユーモバイルの永久不滅ギガがこれまで唯一だったかと思います。

ワイユーモバイルは5GBで1070円ですが、マイネオは1518円+オプション料110円がかかります。

マイネオの方が割高ですが、マイネオは独自のサービスが充実していたりユーザー数が多かったりというメリットがあります。

それらにどれだけの価値を見出せるかが選択の基準になるかと思います。

私は、ワイユーモバイルの方がおすすめです。

別記事にまとめています。【執筆中】

ただ、選択肢が増えたことについては歓迎したいです。

無期限くりこしが他のMVNOにも波及すると良いと思います。

 

「マイそく」

こちらは使い道がいろいろ考えられるとても面白いプランだと思いました。

例えば、

・メイン回線として、IIJmioのeSIMプランを組み合わせて高速通信や昼の制限を補う。

モバイルルータータブレットに挿して動画鑑賞用にする。

・平日昼間は自宅にいない方が固定回線用途につかう。

などと色々な利用方法が思い浮かびます。

 

ただし、同じmineo内でデータSIM1GBプランにパケット放題プラスをつければ、マイそくの990円に対して昼間の制限がなく1265円で利用できるので、そちらも併せて検討すべきでしょう。

 

また、高速通信時の通信速度悪化も懸念されます。

mineoは元々通信速度があまり速くないイメージなだけに心配です。

最高速度よりもそれなりの速度で安く利用できることを優先するサービス設計にしているのでしょうか。

 

総括

昨年までは、携帯料金を下げるといえば専らMVNOが選択肢に挙がりました。

しかし、ahamoやRakuten UN-LIMIT VIの登場でMVNOの存在感は薄まってしまった印象があります。

ここになってMVNOから安価でかつ個性的なプランが登場したことに感謝です。

これからもMNO独占に戻ることなく、MVNOは多様な選択肢の一つであってほしいと願います。